高級貴婦人や京都の舞妓さんに重宝されて
広く知られるようになったあぶらとり紙は、
極上の和紙を柿渋などで特殊加工し、純金を圧延する際に挟み、
根気よく槌打ちを繰り返すという独特の技術により使い古された"ふるや紙"と呼ばれる打ち紙でした。
ふるや紙は皮脂吸収力が非常に高く、化粧崩れを防ぎながら浮き出した余分な皮脂のみを取ることに優れていました。
米長では"ふるや紙"を望まれるあぶらとり紙愛好者様のご要望に応えるため、
古式打紙製法を生かした最高級あぶらとり紙を始めとし、豊富な種類を取り揃えております。
古式打紙製法を生かしたあぶらとり紙は、通常よりも紙の繊維が細かく
やわらかいため使い心地と吸脂力に優れています。
全国的に有名な美濃和紙発祥の地におきまして、
1300年の歴史につちかわれました和紙の技術を活用した
あぶらとり紙の持つ心地よい強力な吸収力を末永くご愛用いただけましたら幸いです。